妊娠中に禁酒が必要な3つのワケ

妊娠中や授乳中の女性が飲酒してはいけないということは誰もが知っていることですが、実際には「少しなら...」とお酒を飲んでいる人も少なくありません。

中には医者から「少量であればOK」と言われている場合もあるようです。

実際、妊娠中や授乳中の飲酒は胎児や赤ちゃんにどのような影響を与えることになるのでしょうか?

妊娠中・授乳中に禁酒しなければならない理由

流産・死産

妊娠中の女性がアルコールを飲むと、胎盤を通過して胎児が長時間アルコールの影響を受けることになります。

特に細胞が出来上がる妊娠初期に胎児がアルコールの影響を受けることで流産や死産を引き起こしやすいと言われています。

少量であれば許可している病院もあるようですが、今現在、妊娠中の飲酒が胎児に及ぼす影響についてはまだ明確になっていません。

流産や死産を引き起こす可能性がわずかでもあるなら、妊娠が発覚した時点できっぱりと禁酒してください。

胎児性アルコール症候群

胎児性アルコール症候群とは、妊婦が飲酒した際に胎児が受けたアルコールの影響により、
生まれた子供が知的障害や心臓奇形、顔面の異常を持っていることを言います。

顔面の異常としては、

などが挙げられ、正常な子供の顔とは明らかな違いが確認出来ます。

特に妊娠7~12週目の飲酒は胎児性アルコール症候群の子供が生まれる可能性を高めると言われており、その他にも記憶力、学習能力、コミュニケーション能力の欠如や視覚、聴覚の障害、発育の遅れなどが見られることが分かっています。

特に胎児の脳は初期に関わらず妊娠全期間においてアルコールの影響を受けやすいので、無事に出産するまで必ず禁酒してください。

もちろん生まれてくる子供が胎児性アルコール症候群であるかどうかは、母体の年齢や体重、アルコールの量、飲み方にも大きく関係してきますが、「どこまでなら大丈夫」という安全基準があるわけではありません。

妊娠中の飲酒が子供の将来を大きく左右するということを絶対に忘れないでください。

急性アルコール中毒

妊娠中に飲酒を我慢して無事に健康な我が子を生んだとしても、母乳育児をするなら禁酒を続けなければなりません。

母乳は血液から作られます。
飲酒した母親の血液にはアルコールが存在しており、その血液から作られた母乳にも当然アルコールが混じっているのです。

アルコール濃度の高い母乳を飲んだ赤ちゃんは胃が身発達であるためアルコールを分解する能力が低く、急性アルコール中毒を起こして死亡した例もあるのです。

授乳中にどうしても飲酒したい場合は、授乳直前の飲酒を避けたり、飲酒した後の母乳は搾乳して捨てるなど、十分に気を付けましょう。

最後に

妊娠中にお腹にいる胎児、自分の母乳を飲んで大きくなっていく赤ちゃんは、母親の注意次第でいくらでも守ってあげることが可能です。

無事に出産して母乳育児を終えたときに久しぶりに飲むお酒は、きっと何よりも美味しいはずですよ。

この記事は良かったですか?
良かった! → 

イマイチ… → 次のページヘ »

こちらのページもおすすめ