二日酔いはせっかくの楽しいお酒の時間を台無しにしてしまうほど辛いものです。
適量を守りながら、おつまみの内容にも気を付けて飲むようにすることで二日酔いを予防することは可能ですが、それでも二日酔いになってしまった時はいったいどうすれば良いのでしょうか。
二日酔いの時は頭痛や吐き気などの症状に襲われていますので、簡単に実践できる方法でなければ意味がありません。
ここでは、誰でも簡単にできる二日酔いの治し方についてまとめてみました。
中にはNHKのテレビ番組「ためしてガッテン」で紹介されたものもありますので、ぜひチェックしてみてください。
二日酔いの症状は、ちょっとした工夫や努力だけで回復を早めることが可能です。
ダラダラと長時間二日酔いの症状に苦しむことのないよう、対処法を知っておきましょう。
飲み会の翌日は1日中寝てばかりで何もできない、という人は少なくないはずです。
これは実は二日酔いの時の過ごし方としては大正解で、仕事や大事な予定がないという人は、症状が治まるまでひたすら寝ているのが一番です。
何故かというと、アルコールを飲むことで吸収や分解を行う胃腸や肝臓は大きなダメージを受けています。
安静にすることでこれらの内臓を休ませたり、残りの消化活動や分解活動に集中できるような体力を蓄えてあげることが出来ます。
ただし、寝ている合間にこまめに水分補給することを忘れないでください。
アルコールを飲んだ後の体は水分不足に陥っていますので、スポーツドリンクなどを飲みながら横になっていましょう。
シジミや味噌に含まれる成分には、アルコールの分解を助けたり、アルコールが脂肪として蓄積されるのを防ぐ役割を持っているものがあります。
昔から「お酒を飲んだ翌朝はシジミの味噌汁を飲むと良い」と言われているのは、このためです。
ただ、二日酔いの朝にシジミの味噌汁を作るのは大変な作業でしょうから、コンビニなどでインスタントのシジミの味噌汁を買っておくと良いでしょう。
お湯を注ぐだけなので、簡単に二日酔い対策が出来ますよ。
柿の渋み成分であるタンニンには、アルコールによって発生する有害物質であるアセトアルデヒドの分解を早めたり、体外に排出する働きがあります。
特に一人暮らしだと柿を常備しておくのは難しいことかもしれませんが、干し柿にも同じ効果がありますので、家に置いておくと良いでしょう。
柿には美容効果も抗がん作用もありますので、食べて損はありませんよ。
これらの方法は決して気休め程度ではなく、本当に二日酔いの症状を治す効果が期待できるものばかりです。
ただし、どの方法も確実に誰にでも効くというわけではありませんので、自分に合った二日酔い解消法を見つけることが大切です。