二日酔いでの運転は飲酒運転になるのか?

お酒を飲んだ状態で車を運転する行為は飲酒運転になりますが、二日酔いの状態での運転はどうなるのか、考えたことはありませんか?

正解は、「二日酔いの状態でも飲酒運転になります」。

飲んだ後に仮眠をとったから、お風呂に入ったからと言って車を運転しようとする人もいますが、体内にアルコールが残っている二日酔いの状態での運転はれっきとした飲酒運転であり、罰則の対象になるということを忘れないでください。

二日酔いと飲酒運転

なぜ二日酔いでも飲酒運転になるのか、飲酒運転にならないためにはどうすれば良いのか、考えてみましょう。

そもそも二日酔いとは

そもそも二日酔いとはどのような状態のことを言うのでしょうか。

同じ量のお酒を飲んでも、二日酔いの症状の現れ方は人それぞれです。
これは体質やその日の体調によっても異なりますが、基本的にお酒を飲むと、体内に入ったアルコールは胃や腸に吸収された後、肝臓に運ばれて分解され、アセトアルデヒドという物質が発生します。

分解し切れない量のアルコールを摂取したとき、血中のアセトアルデヒドの量が多くなり、その結果、頭痛や吐き気、倦怠感といった二日酔いの症状が現れることになります。

つまり二日酔いの症状がひどいかどうかは、アルコールを分解する能力に関係しているということです。

二日酔いのときは集中力や判断力が低下するため、車を運転する行為は大変危険です。

飲酒運転の基準

飲酒運転は酒気帯び運転と酒酔い運転に分けられます。

呼気1リットル中のアルコール濃度が0.15ミリグラム以上と認められた場合の酒気帯び運転は、懲役1年以下または30万円以下の罰金、呼気中のアルコール濃度に関係なく酩酊状態で運転した場合の酒酔い運転は、懲役3年以下または50万円以下の罰金が課せられます。

それだけでなく、免許取り消しや免許停止などの処分も下されることになります。

飲酒運転かどうかの判断に、二日酔いであるかどうかの問題は関係ありません。

例え飲んでからある程度時間が経過していても、仮眠をとっていても、呼気中のアルコール濃度で判断されます。

飲酒運転にならないためには

二日酔いだと感じたときに車を運転しなければならない場合には、十分な注意が必要です。

市販のアルコールチェッカーを使って呼気中のアルコール濃度をチェックし、大丈夫であれば運転するようにしましょう。

前にも述べたとおりアルコールの分解能力には個人差がありますので、本人に二日酔いの自覚がなくてもアルコールが体内に残っている可能性は十分に考えられます。

一番なのは、翌日運転しなければならない用事があるときは、お酒の量を控えることです。

最後に

二日酔いの状態で運転すると、ハンドル操作やブレーキ動作に遅れが生じ、瞬時に判断する力が低下します。

信号無視やガードレールへの衝突、歩行者の確認ミスなどが起こり、取り返しのつかない事故を起こす危険性があります。

あなたも飲酒運転の恐ろしさを知ってください。

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